部会メンバー

部会長 木村 俊一医師
副部会長 冲中 敬二医師
部会員
  • 秋山 暢医師
  • 岡村 卓穂医師
  • 岡本 恵看護師
  • 草場 仁志医師
  • 佐野 弘純医師
  • 髙橋 孝輔医師
  • 高橋 栄看護師
  • 中島 寿久薬剤師
  • 福島 啓太郎医師
  • 森田 充紀医師
  • 矢野 真吾医師
  • 横田 則子看護師
  • 吉田 功医師

活動内容

がん患者の支持療法におけるFNのマネージメントについては造血器腫瘍を中心に約25年の歴史があり、欧米のみならずわが国でもガイドラインや臨床試験の蓄積がある。しかしながら新規抗がん剤や分子標的薬の導入による対象疾患の拡大や、外来化学療法の普及などにより、近年は固形がんのFN患者が増加しており、そのエビデンスは不足している。FN部会ではまず悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、乳がん、肺がん、大腸がんといった代表的な疾患におけるFNマネージメントの実態調査を計画している。 臨床腫瘍学会のFNガイドラインの改訂についてはFN部会として全面的に協力し、その後ガイドラインの検証作業などはFN部会で担当する。臨床試験としては現在FN研究会で実施している抗真菌薬の適正使用のための研究(CEDMIC試験)のほかに、昨年FNの適応症を取得したタゾバクタム・ピペラシリンの評価や外来化学療法における経口抗菌薬の評価などについて臨床研究を行っていきたい。

ガイドライン

日本臨床腫瘍学会 : 発熱性好中球減少症(FN)診療ガイドライン.南江堂2012年

日本造血細胞移植学会 : 移植後早期の感染管理 第3版(2014年3月改訂)

日本癌治療学会 : G-CSF適正使用ガイドライン 2013年版.金原出版2013年(G-CSF支持療法 2013年版.Ver.3)

ESMO : Crawford J. et al. Haematopoietic Growth Factors: ESMO Clinical Practice Guidelines. Ann Oncol 2010; 21 (Suppl 5): v248-v251.

NCCN : NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology: Myeloid Growth Factors.

ESMO : Management of febrile neutropenia: ESMO Clinical Practice Guidelines. de Naurois et al. Ann Oncol 2010; 21 (Suppl 5): v252-v256.

ASCO : Antimicrobial Prophylaxis and Outpatient Management of Fever and Neutropenia in Adults Treated for Malignancy: American Society of Clinical Oncology Clinical Practice Guideline. February 20, 2013

ASCO : Recommendations for the Use of WBC Growth Factors: American Society of Clinical Oncology Clinical Practice Guideline Update. July 13, 2015

最終更新日 : 2024-10-01