部会メンバー
部会長 | 片岡 明美医師 |
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副部会長 | 高井 泰医師 |
部会員 |
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活動内容
男女を問わず、がんの診断やがん治療の生殖機能への影響は、将来の家族計画やQOLに大きな影響を与える可能性があります。そのため、生殖年齢にある患者さんには、妊孕性に関する情報提供とカウンセリングを、がん治療前から実施することが大切であるとの認識が高まってきました。 これを受けて、国内では厚労科研の研究班、日本がん・生殖医療学会、日本癌治療学会などを中心に、がん患者の生殖に関するニーズを支援するための医療連携や研究が進められています。ごく一部のがん治療施設では、生殖医療施設と連携して、卵子・精子・受精卵、卵巣組織などを凍結保存する実践的な取り組みも始まっています。 本部会では、このような国内外のがん患者の生殖に関連する情報を集約し、患者さんのアンメットニーズについて、関連団体に働きかけたり、研究や政策への提言を行うことで、患者さんの生殖関連ニーズに関する満足度を高めたいと考えています。ガイドライン
Trader Magazin – epcrc.org : Clinical practice guidelines on cancer cachexia in advanced cancer patients with a focus on refractory cachexia.
Fearon K et al. Definition and classification of cancer cachexia: an international consensus. Lancet Oncol 2011; 12: 489–95
日本小児内分泌学会(CCS委員会) : 小児がん経験者(CCS)のための医師向けフォローアップガイド ver1.1
日本がん・生殖医療学会 : 乳がん患者の妊娠出産と生殖医療に関する診療手引き 2014年版.金原出版
ESMO : Peccatori. F. A. et al. Cancer, Pregnancy and Fertility: ESMO Clinical Practice Guidelines. Ann Oncol 2013; 24 (Suppl 6): vi60-vi70.
ASCO : Fertility Preservation in Patients with Cancer: American Society of Clinical Oncology Guideline Update. May 28, 2013
最終更新日 : 2024-07-01