部会メンバー
部会長 | 安部 正和医師 |
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副部会長 | 橋本 浩伸薬剤師 |
部会員 |
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活動内容
化学療法に伴う悪心・嘔吐(CINV)は、下記の欧米のガイドラインばかりでなく、日本のガイドラインが作成され、その高い遵守とともにその効果について、全国規模の調査がなされ、ガイドラインの有用性が検証されてきている。しかし、CINVはかなり改善されたとは言え、悪心・嘔吐の制御率に限界がみられている。とくに悪心の頻度は遅発期には50%近くにのぼり、今後の大きな課題である。 本部会では、3つのグループに分かれて以下の活動を行っていく。- 制吐剤適正ガイドラインの患者解説書の作成
- データベースの構築(全国の薬剤師ネットワークを活用)
- オランザピンの有用性を検討する医療者主導臨床試験の支援。また、MECに対する適正制吐療法提案につながる臨床試験の提案をしていきたい。
- がん化学療法に対する制吐薬としてのオランザピン使用実態調査 (2019年1月~9月)
ガイドライン
日本癌治療学会 : 制吐薬適正使用ガイドライン 第2版.金原出版2015年
NCCN : NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology: Antiemesis
MASCC : MASCC/ESMO 2016 Antiemetic Guidelines.
ASCO : Antiemetics: American Society of Clinical Oncology Focused Guideline Update. November 2, 2015
最終更新日 : 2024-07-01