● 在宅がんのリハビリテーション診療やリンパ浮腫診療の実践に向けた研修会

テーマ:在宅がんのリハビリテーション診療・リンパ浮腫診療の普及に向けて
       ~病院と在宅のシームレスな連携と実践
日 時:2025年9月20日(土)14時~17時
形 式:オンライン開催(参加費無料)
申込期間:2025年8月1日(金)~9月15日(月)
研修会URL:https://lpc.or.jp/cre/event/
主 催:厚生労働科学研究費補助金(がん対策推進総合研究事業)
    「がんのリハビリテーション、およびリンパ浮腫診療の一層の推進に資する研究」
共 催:がんのリハビリテーション・リンパ浮腫診療ネットワークコンソーシアム

 

——————————————–

がん患者では治療や病状の進行に伴い生活機能に障害を来し生活の質が低下することから、リハビリテーション診療やリンパ浮腫診療は重要です。診療の均てん化のためには診療を提供する側の資質の向上が必要であることから、厚生労働省後援「がんのリハビリテーション研修(CAREER)」および「リンパ浮腫研修(LEARN)」が実施されており、これまで、前者では約6万名、後者では約5千名のがん診療に携わる医療従事者が受講し成果をあげています。
一方、がん患者の療養の場が病院から地域・在宅へと広がる中、これらの診療の提供体制を入院から在宅へと切れ目なく継続できる仕組みの整備が急務となっています。本研修会では、専門職研修(CAREER・LEARN)の実績や本研究班の取り組みを踏まえつつ、病院と在宅をつなぐシームレスな連携の現状と課題、そしてその実践例について、多角的な視点から共有・議論します。

 

「厚労科研補助金(がん対策)がんのリハビリテーション、およびリンパ浮腫診療の一層の推進に資する研究(研究代表者 辻哲也)」では、このたび、在宅がんのリハビリテーション診療やリンパ浮腫診療の実践に向けた研修会を開催いたします。がんリハビリテーション・リンパ浮腫診療の「これから」を、一緒に考え、動き出すために、医療・介護に関わるすべての方のご参加をお待ちしております。

 

研究代表者
慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室 辻 哲也