このたび、日本サポーティブケア学会(JASCC)では、高齢がん患者の「特徴(疫学、症状、社会経済的背景)」、機能評価の方法や治療法の選択、悪化を防ぐアプローチなどの「主治医として知っておきたいポイント」、「QOL・QOD(quality of death)」、老年腫瘍学の「教育」、高齢者を対象とした「臨床研究」など、“高齢者のがん”にまつわるトピックを網羅したテキストを発行いたしましたのでご案内いたします。

本書は老年腫瘍学を学ぼうとするすべての学生・医療者のためのテキストを目指し、「よくわかる老年腫瘍学」編集委員会 唐澤 久美子先生、杉本 研先生、「高齢者がん診療ガイドライン策定とその普及のための研究」研究班(研究代表者 佐伯俊昭先生)をはじめ、老年医学・臨床腫瘍学・支持医療のエキスパートが協力して編集、執筆、原稿チェックに当たっており、高齢者のがん診療に携わる医療関係者必読の一冊です。

ぜひご関係の方にお知らせいただき、ご活用いただきたく、ご案内申し上げます。

「よくわかる老年腫瘍学」
編集:日本がんサポーティブケア学会
著:高齢者がん診療ガイドライン策定とその普及のための研究」研究班
発行:金原出版
定価:6,600円(6,000円+税)
発行日:2023/03/20
ISBN:978-4-307-10220-9
B5判・340頁
出版社ウェブサイト:
https://www.kanehara-shuppan.co.jp/books/detail.html?isbn=9784307102209